激安居酒屋の注意点
経済的な事情で、居酒屋通いの頻度を落とさざるを得ない人もいるでしょう。
とは言え自宅で一人飲みというのも、何だか侘しいものです。
しかし諦める必要はありません。
何故なら、激安の居酒屋があるからに他なりません。
昨今では居酒屋間の競争が激しい事も手伝ってか、居酒屋愛好家の財布に優しい居酒屋は増えていると言っても良いでしょう。
お店によっては、高級ワインやウイスキー等の品揃えは今一つかもしれませんが、大衆居酒屋で出される生ビールも料理も及第点以上です。
静かな居酒屋よりも多少の騒めきがある位が好ましいという価値観もありますが、限度があります。
他所のお客に迷惑を掛けない様に、努力するのは社会人として人間としての常識ですが、激安居酒屋を選ぶ時に気を付けたいのがモラルに欠けた客層の存在です。
どの様な居酒屋に行ったとしても、ビール等のアルコールが進めば陽気になる・気が大きくなり、声も大きくなりがちです。
とは言え物には限度があり、理性を取り戻せばそこで事は収まるでしょう。
しかし一般常識に欠けた困りもの若者等がいると、面倒に巻き込まれやすくなる可能性があります。
ですから激安居酒屋を選ぶ場合には、当該集団がいないかを確認する必要があります。
言うまでもありませんが、安価で美味しいお酒や料理を企業努力で頑張っているお店が悪い訳ではありません。
マナーを守り、気持ちの良い楽しい場所にしたい物です。
お客様は神様ではありません
現在の居酒屋は様々な努力を重ねて、お店の雰囲気を良くする・お財布に優しく来店しやすいお店作りに尽力しています。
そこへ、お客と居酒屋スタッフの立場は同等という考え方を加えると、正に理想的な居酒屋になるでしょう。
とある居酒屋がこの考え方を導入するだけに留まらず、お店の掲示に出した事はインターネットに加えてテレビでも話題になりました。
その文言が、「お客様は神様ではありません」です。
居酒屋はお客が来店し、ビール等のアルコールや焼き鳥・刺身等の料理をオーダーする事によって成り立っています。
しかし酔った勢いだからと言って、スタッフに常識を逸脱した要求をするのは誤った考え方です。
互いにイーブンな関係を持ってこそ、真の意味で良いお店になります。
当該店では、具体的な対策を講じました。
お客の横柄な態度の度合いで、ビール等の値段が決定される事を、具体的な文言と共に価格も併せて掲示したのです。
これからはお客とお店側も敬語でやり通りする事が、たくさんの居酒屋で普及すると居酒屋好きの増加にも貢献するかも知れません。